弊社では「付け合わせ印刷(多数の商品を一度に印刷する方法)」にて製作しているため、配色の規定を設けております。
不安定な配色を使用したデータで入稿された場合、*印刷された色が仕上がりイメージと異なる場合がありますので
下記表のような【 不安定な配色 】を避け、【 色が安定する配色 】にすることをおすすめします。
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*上記の組み合わせで配色した色は発色が不安定となります。
そのため、商品により色の差が出やすくなる原因となりますが、これは不良品の対象外となります。
【 注意 】 茶色・赤茶色・紺色・しゅう色・深緑・うぐいす色・黄土色・灰色など
特に濃い色の配色や4色をかけ合わせたデータに関しましてはご注意ください。
下記以外の組み合わせでも【 不安定な配色 】以外は、比較的に安定した印刷が可能です。
赤・茶色系 オレンジ系 |
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黄色系 | ![]() |
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緑系 | ![]() ![]() |
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青・紫色系 | ![]() ![]() |
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黒・灰色系 | ![]() |
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「K」のみ(Gray Scale)を使用してモノクロを表現してください。
CMYKをかけあわせで作成される場合、またRGBスミ色をCMYKに変換した場合
データ(及び画面上には黒で表現されても印刷物の仕上がりはCMYKの%によっては下記の(例)のように
色かぶりする可能性が高いので下記の内容を参考の上、データ作成の方お願いします。
※ 下記の「仕上がり」イメージはわかりやすくするために極端に表現しております。
入稿データ |
印刷仕上がりイメージ |
![]() 問題になる ![]() |
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【 ドキュメントの色設定を必ずご確認ください 】ドキュメント色設定がRGBの場合、CMYKに変換する際に黒色がCMYKが掻き合わせて変わってしまいます。 |
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![]() 設定から![]() に変換した場合の(例) |
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<ご注意>
CMYKの設定がCMYKが混じっている場合、色違いに関するクレームに関してはクレーム対象外になります。予め、ご了承ください。
【 お勧め作成時 色設定 例 】 |
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一般の墨色を表現する場合 |
濃い墨色を表現する場合 |
K100%(おすすめ) ![]() |
C30% M30% Y30% K100% リッチブラック設定 ![]() リッチブラック設定の注意点は |
パソコンの画面上では同じスミ色にみえますが、インキの量によってそれぞれ違った黒で印刷されます。
スミ色を濃くするにはリッチブラックで制作する場合がありますが、リッチブラックは非常に乾きにくく、
裏写りが発生しやすくなるため、不良品が出る可能性もあります。
CMYKの総量が250%以下になるように設定してください。
K100(モノクロ100%)でブラックを表現。
文字、細かい線などを表現するときに適しています。
1色印刷の商品場合はグレースケール(モノクロ)しか
表現できません。
※ 刷込みなど一部商品を除く
K100(モノクロ100%)より深みのある
濃いブラックで印刷されます。
濃い目のスミベタを表現するデザインなどに
適しており、文字、細かい線などにはオススメできません。
※ データは4色扱いになりますのでご注意ください。
文字などに使用する(注意点)と版ズレで文字が読みにくくなる可能性があります。
インキが大量に使用されるため
乾きにくく裏移りの原因となる設定です。
CMYKの総量が250%以下になるように
設定してください。
※ この設定の場合、裏移りでのクレーム対象外になります。
予めご了承ください。
小文字・細い線の部分をリッチブラックや4色を使ったデータの場合実際の印刷物にピンズレが発生し
デザイン内容がぼやけているように見える恐れがあります。
小文字(約4pt以下)・細い線の場合 | ベタ色の抜き文字・線の場合 |
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小文字・細い線をリッチブラックで設定されている場合、
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★ 上記の場合、当社でデータチェックする際にチェックが出来かねますので再入稿要請対象外となります。
不良品の対象外になりますので、予めご了承ください。
K100%のオブジェクトは、下記の[例1]や[例2]のように自動的にすべてオーバープリント処理がされます。
下に配置しているカラーの上にK100%を重ねて印刷するので、前面にある色と背面にある色が混ざり、
背景が透けてしまうような現象が起こります。
印刷物をつくるとき、色を重ねて印刷する事をオーバープリントといいます。
illustratorではオーバープリント設定が可能です。トラブル防止のため、オーバープリントのチェックは必ず外してください。
詳しくはこちら → 【外部リンク】Adobe - Illustrator / オーバープリント
モノクロの場合
データが消えてしまいます。
色が変わってしまいます。