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色の設定・印刷色

弊社ではオフセット印刷で付け合わせ印刷(多数の商品を一度に印刷する方法)にて製作しております。
この印刷方法は一つの大きな版に複数のデザインを並び合わせて同時にまとめて印刷また裁断します。
様々なデザインを並べるため、仕上がりに影響が現れる場合がございます。

例)付け合わせ印刷(多数の商品を一度に印刷する方法)イメージ

付け合わせ印刷まわりの色合いや濃さに影響し、10%程差が生じる場合があります。

例)10%程の差

同じ版に配置する他のデザインによっても、色の影響の受け方が異なります。
例えばまわりに濃い赤が多い版の場合印刷されたものは赤が強めに出る場合がございます。

これらの現象は付け合せ印刷の特性上のため、再製作および返金対象外となります。

弊社ではオフセット印刷で付け合わせ印刷(多数の商品を一度に印刷する方法)にて製作しております。
オフセット印刷には色の表現が難しく、CMYKの特性上、差が出てしまう転びやすい色があります。
下記のような転びやすい色(不安定な配色)を避け設定頂くことをおすすめします。

転びやすい色とは|不安定な配色

以下の色は特に色の差が出やすい原因となります。不良品の対象外となりますのでご注意ください。

CMY3色で表現した色

CMYの掛け合わせで作った色は微妙に差が生じますが、特にCMYを同程度(似たような割合)に混ぜて表現する
赤茶色・焦げ茶・ベージュ、深緑・うぐいす色・黄土色・灰色、または青系/紫系

CMYを同程度(似たような割合)に混ぜた場合転びやすくなります。

CMYK4色で表現した色

4色をすべて同程度に混ぜた(特に濃い色)表現の場合も転びやすい傾向があります。

転ぶのを避けるためには|安定した配色

上記の掛け合わせ以外でしたら比較的に安定した印刷が可能です。
また転びやすい色であっても広範囲に使用しなければ気になりません。

転ぶのを避けるためには|グレーの場合

Kのみ(グレースケール)でグレーを作成してください。

文字や細い線のCMYKの色かけあわせで作成する際の注意点

CMYKをかけあわせで作成される場合、またRGBスミ色をCMYKに変換した場合
データ(及び画面上には黒で表現されても印刷物の仕上がりはCMYKの%によっては下記の(例)のように
色かぶりする可能性が高いので下記の内容を参考の上、データ作成の方お願いします。
※ 下記の「仕上がり」イメージはわかりやすくするために極端に表現しております。

入稿データ

印刷仕上がりイメージ

nyukoudata

問題になる
カラー設定

nyukoudata

ドキュメントの色設定を必ずご確認ください。
ドキュメント色設定がRGBの場合、CMYKに変換すると黒色がCMYKで表現され濃くなってしまいます。

RGB 設定から CMYK に変換した場合の(例)
nyukoudata

ご注意
CMYKの設定がCMYKが混じっている場合、色違いに関するクレームに関してはクレーム対象外になります。予め、ご了承ください。

作成時 色設定 例

一般の墨色を表現する場合
濃い墨色を表現する場合

K100%(おすすめ)

C30% M30% Y30% K100%

色の3原色には光の三原色(RGB)と色料の3原色(CMY)があります。
RGBによる色光の三原色は、色を混ぜるほど明度が上がり、白に近づくので加法混色と言われています。
CMYKによる色料の三原色は、絵具のように混ぜれば混ぜるほど明度が下がり黒に近づく減法混色と言われています。 印刷では、黒の部分を引き締めるためにブラックを追加してCMYKモードの4色で表現しています。

印刷用データはCMYK モードで

RGBモードでデータを製作された場合は、印刷時CMYKモードに自動的に変換され、
データの色が変化してしまいます。色の変化はRGBとCMYKの再現色域が異なるため避けることが出来ません。
必ずCMYKモードに設定してからデータを作成されるか、変換して色味をご確認の上ご入稿ください。

イラストレーターでの設定方法

ファイル(File)→ドキュメントのカラーモード(Document Color Mode)→CMYKカラー(Colorを選択)

フォトショップでの設定方法

イメージ(Image) →モード(Mode)→CMYKカラー(CMYK Color)を選択

オフセット印刷の場合

背景デザインの広範囲にスミベタ(K100%)がある場合 、紙粉等でピンホールのような細かい点が出現する恐れがあります。
その場合、背景色をリッチブラック(C30%・M30%・Y30%・K100%)に設定してください。

デジタル印刷の場合

リッチブラック配色でインク量が増えるとピンズレなど不良が発生しやすくなります。ご注意くださいませ。

黒の表現

「スミベタ(K100%)」「リッチブラック(C30%・M30%・Y30%・K100%)」「4色ベタ(CMYK 各100%)」の違い
パソコンの画面上では同じスミ色にみえますが、インキの量によってそれぞれ違った黒で印刷されます。
スミ色を濃くするにはリッチブラックで制作する場合がありますが、リッチブラックは非常に乾きにくく、
裏写りが発生しやすくなるため、不良品が出る可能性もあります。
CMYKの総量が250%以下になるように設定してください。

mono_k100cmyk_K100スミベタK100%

K100(モノクロ100%)でブラックを表現。
文字、細かい線などを表現するときに適しています
1色印刷の商品場合はグレースケール(モノクロ)しか
表現できません。
※ 刷込みなど一部商品を除く

注意点rich_black リッチブラック

K100(モノクロ100%)より深みのある
濃いブラックで印刷されます。
濃い目のスミベタを表現するデザインなどに
適しており、文字、細かい線などにはオススメできません
※ データは4色扱いになりますのでご注意ください。
文字などに使用する(注意点)と版ズレで文字が読みにくくなる可能性があります。

4色ベタ4色ベタ

インキが大量に使用されるため
乾きにくく裏移りの原因となる設定です。
CMYKの総量が250%以下になるように設定してください。
※ この設定の場合、裏移りでのクレーム対象外になります。
予めご了承ください。

ご注意

小文字・細い線の部分をリッチブラックや4色を使ったデータの場合実際の印刷物にピンズレが発生し
デザイン内容がぼやけているように見える恐れがあります。

小文字(約4pt以下)・細い線の場合 ベタ色の抜き文字・線の場合

小文字・細い線をリッチブラックで設定されている場合、
K100%に変更することをお勧めします。オブジェクトが小さい場合、リッチブラックとK100%の色差はほとんどありません。

スミベタ(K100%)設定のオブジェクトはオーバープリント処理されますので必ず下記の方法で設定を変えてください。
上記の場合、当社でデータチェックする際にチェックが出来かねますので再入稿要請対象外となります。
不良品の対象外になりますので、予めご了承ください。

K100%のオブジェクトは、下記の[例1]や[例2]のように自動的にすべてオーバープリント処理がされます。
下に配置しているカラーの上にK100%を重ねて印刷するので、前面にある色と背面にある色が混ざり、
背景が透けてしまうような現象が起こります。

[例2]
オーバープリント製作例1オーバープリント製作例2

illustrator「オーバープリント」設定ミスによる印刷不良について

印刷物をつくるとき、色を重ねて印刷する事をオーバープリントといいます。
illustratorではオーバープリント設定が可能です。トラブル防止のため、オーバープリントのチェックは必ず外してください
Adobe - Illustrator / オーバープリント

オーバープリント

オーバープリントチェック方法

オーバープリント チェック1
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