
「たくさんの偶然が重なり、65歳にしてCDデビュー、そして何と東京に来て、
ライブをする事になりました。そんな彼を歓待する、のぼりを作りたいのです。」制作動機をそう話してくださったのは、ご注文者のウサトリーヌ様(ハンドルネーム)。
いただいたお声を一部ご紹介いたします。
「休暇で訪れた奄美大島でその出会いはありました。友人の知り合いだった盛島貴男さんにご挨拶に伺い、お話を聞くうちに、彼は自分の作った楽器を演奏しながら、一曲歌ってくれました。
ブルースを感じるその太く深い声の響きに、CDプロデューサーの私は思わず耳を奪われました。
簡単な録音機材一式を島に持ち込んでいた私は「もし良かったら録音してみませんか?」と思わず尋ねていました。今回の録音は盛島さんの工房のスタジオにてゆっくりお酒を飲みながら、気ままに曲目を決めながら、唄~歓談~痛飲~唄~痛飲~談笑の繰り返しをしながら出来上がったドキュメンタリーみたいなもの。偶然出来上がった音源を、里国隆さんCDの流通会社に送ってみた所、大反響。送った私が驚きました。
全国販売はあっさりと決まり、その事を盛島さんのご友人、スティーヴエトウさんに相談してみると、なんと10月に東京でライブする事に決まりました。そして、遠藤ミチロウ、大澤誉志幸さんなどの大御所から絶賛のコメントがたくさん集まりました。
50才から音楽を独学で始めて、今年65才になるこのとても魅力的なおじさんは、ひょんな事からCDデビューし、東京でライブをするのです。こんな事って、不思議ではありませんか?そして案外今までこの人柄と声に惹かれていた人がたくさん居た事が分かって来て、今後がどうなるのかとても楽しみです。ライブ当日「奄美竪琴」そして「盛島貴男」という青字に白抜きののぼりをステージに隠しておいて、途中で出したら、たぶん盛島さんはびっくりする事でしょう。わざわざ東京に来てくれる彼を歓迎する準備を、一緒に演出して頂けないでしょうか。」