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名刺の豆知識【国ごとの名刺文化の違い】

日本は名刺の使用率が世界でも最も高い国だと言われています。初対面での挨拶を名刺交換からスタートする文化で、お会いしてから名刺をすぐに取り出せるよう準備しておく、自分の名刺を相手の名刺より必ず下に持つ、上司より先に名刺を出さない、名刺をすぐしまわないなど、非常に細かいマナーがありますよね。海外にも名刺交換の文化はありますが、日本ほどではありません。また、日本とは全く異なるマナーもありますので、今後仕事で外国の人にお会いしたとき失敗しないようにしっかりおさえておきましょう。

日本と海外の名刺文化の違い

1. 名刺交換のタイミング

日本

初対面の挨拶として名刺交換が行われる。その為、会ってすぐ名刺を相手に渡せるように準備しておく。

欧米

まずは挨拶と一緒に握手からスタートし、スモールトークに入る。名刺交換のタイミングは特に決まっていなく、名刺交換が行われない可能性もある。もしくは別れ際に、氏名や連絡先等を確認するために名刺交換を行うこともある。注意することは、会ってすぐ名刺を差し出さないことです。

2. 名刺を交換してから

日本

受け取った名刺はすぐしまわず、話が終わるまでテーブルの上に置いておく。相手が複数の場合は、相手方の席順と同様に並べておく。

中国

受け取った名刺をしまうタイミングはとくに気にしないが、テーブルに置いたまま何回も見たりすると、名前も覚えられないのだと悪印象を与える恐れもあるので注意すること。

欧米

受け取った名刺を胸ポケットやズボンのポケットなどにすぐ入れることは普通のこと。

3. 名刺に対する認識

日本

もらった名刺にその場でメモをする行為は大変失礼なこと。メモを書き込むときは、相手と別れてから見えない場所で記入するようにする。

欧米

名刺は「ただの紙」だと認識していて、メモの代わりに使用することもある。そこは名刺に対する「文化の近い」なので、目の前で自分の名刺にメモを書かれてもあまり驚かないこと。

日本と海外の名刺サイズを比較

日本で使われている名刺の9割以上が「91×55mm」サイズだということはご存知でしょうか?今では長さを測る単位にcm、mmを使うのが一般的ですが、古くからの日本は、尺(1尺=303mm)と尺の10分の1である寸(1寸=30.3mm)が使われていました。そこで名刺のサイズとして長辺が3寸(91mm)となり、それに対して最も美しいとされる比率「黄金比率」から、短辺(√5-1)/2 :1 が55mmのものが多く使われるようになり、今では「91×55mm」サイズが名刺の標準サイズになったとのことです。 ちなみに海外では、Yシャツの胸ポケットに折らずに、ちょうど入る大きさから名刺のサイズが決められたそうです。国ごとに名刺の標準サイズが異なりますので、出張によく行く場合や海外でお仕事をする場合などは、相手の名刺入れに自分の名刺が入らない可能性もありますので、名刺サイズに注意して名刺を作成しましょう。

日本 91×55mm
北米 89×51mm(3.5×2インチ)
ヨーロッパ(イギリス、フランス、ドイツ、イタリア) 85×55mm
北欧、オセアニア(スウェーデン、デンマーク…) 90×55mm
東欧、北欧(チェコ、ハンガリー、ポーランド…) 90×50mm
中国 90×54mm
韓国 90×50mm

参照ページ : 英語版Wikipedia

日本と海外の名刺の活用方法を比較

日本では、ビジネス上で初対面の挨拶として名刺交換が行われることが一般的ですね。国ごとに名刺のサイズが異なるように、名刺を使用する場合も国ごとに若干違いがありますので、日本の名刺文化と海外の名刺文化を比較してみましょう。

・アメリカ:ビジネス場で多く使われるが、日本ほどではない。活用方法は日本と同じ。
・イギリス:ビジネス場で使うことはあまりない。重役クラスのものがパーティの席などで名前だけ記載されたカードを使用することはある。
・フランス:管理職以上のものが持っているのが一般的。
・ドイツ、ロシア:国内では一般的に使われず、外国人を相手にするとき使用する。
・中国:貿易など対外的なビジネスに携わっている人が使用することが多い。
・韓国:ビジネス場で頻繁的に使われる。日本とほとんど同じ。


日本、韓国、中国などの東アジアの国ではビジネス上の初対面の挨拶として名刺交換が行われることが多いようですが、その他の海外では名刺交換はあくまでも連絡先の交換の為に渡すものだという認識があるそうです。お仕事で外国の人とお会いした際は、いくら名刺交換を日本のマナー通りに行っても評価はされないので、握手やアイコンタクトといったコミュニケーションをきちんと取るのが大事ですね。

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